以下のような症状は、認知症に特有の症状とは限りませんが、認知症の初期にも見られる症状となります。
- もの忘れが増えた
- 周囲に対しての関心が乏しくなった
- 以前と比較して性格が変わった
- 同じ事を何度も言ったり、聞いたりするようになった
- 日常生活の簡単なことが困難になった
- 時間や場所がわからなくなることがある
認知症には、アルツハイマー病や前頭側頭型認知症、レビー小体型認知症などの変性疾患、脳血管障害による血管性認知症などがあります。これらを鑑別し、治療を行うことによって、症状を安定させたり、進行を遅らせることができる場合があります。
また、正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫など、手術により改善させることのできる病気もあります。問診や知能検査、MRI検査などを必要に応じて行い、治療を選択していきます。